初期コスト
意味・解説
システムの導入時にかかる一回限りの費用。ハードウェア購入費や開発費など。
「イニシャルコスト」とも呼ばれる。システム開発費、機器購入代金、ネットワーク工事費、ライセンス購入、教育研修費などが含まれる。対照的な概念として、継続的にかかる「運用コスト」がある。
くわしく
初期コストは、IT投資の意思決定において、ROI(投資対効果)を計算するためのベースとなる支出である。
1. 内訳:目に見えるサーバー代だけでなく、要件定義から設計・開発にかかる人件費(工数)、導入時のデータ移行作業費、操作マニュアル作成費なども含まれる。
2. なぜ重要か:多額の初期コストは、企業のキャッシュフローを圧迫する可能性がある。近年では、初期コストを抑えて月額制にする「サブスクリプション」や「クラウド利用」が普及している。
3. 実務での使われ方:TCO(総所有コスト)を算出する際、初期コストだけでなく数年分の運用コストを合算して比較する。オンプレミス(自社所有)かクラウドかを判断する際の、最大の検討項目の一つとなる。
例文
自社サーバーを設置する場合、サーバー機材代や設置工事費などの初期コストとして500万円が必要になる。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: イニシャルコスト, CAPEX
対義語: 運用コスト
分類: ライフサイクルコスト