WAV
意味・解説
MicrosoftとIBMが開発した、圧縮を行わない高品質な音声ファイル形式。
音をデジタル化してそのまま記録する非圧縮の形式。音質の劣化がないため非常に高品質だが、MP3などと比べてファイルサイズが非常に大きくなる。音楽制作やWindowsのシステム音などに標準的に使用される。
くわしく
WAV(ウェブ/ウェーブ)は、音の波形をそのままデータ化した、いわば音の「原版」に近い形式である。
1. 高音質(非圧縮):音楽CDと同等、あるいはそれ以上の音質で記録が可能。周波数の成分を削らないため、プロの音楽制作現場や、精密な音響解析を行う際の標準形式となっている。
2. 汎用性:Windowsの標準音声形式として普及したが、現在ではMacやスマートフォンを含むほぼすべてのデバイスで再生が可能である。
3. 実務での課題:数分の音声でも数十MBの容量を消費するため、ネット配信やストレージ容量が限られるモバイル端末での常用には向かない。実務では、まずWAVで録音・編集し、最終的な配布用としてMP3などの軽量形式へエンコードするのが一般的である。
例文
音質の劣化を避けるため、スタジオでのレコーディングデータはWAV形式で保存した。
同義語: WAVE
対義語: MP3
分類: 音声ファイル形式