TIFF
意味・解説
高品質な画像を保存するための形式。DTP(印刷)やFAXで標準的に使われる。
「タグ」という仕組みを使って、解像度や色情報を詳細に記録できる形式。圧縮なし、または劣化のない可逆圧縮で保存できるため画質が非常に高く、印刷業界やスキャナの保存形式として広く採用されている。
くわしく
TIFF(ティフ)は、汎用性が高く「情報の欠落を許さない」高品質な画像管理に適した形式である。
1. 拡張性の高さ:タグ(情報のラベル)を自由に追加できる設計になっており、画像データだけでなく、撮影日時、機器情報、多色刷りの情報などを柔軟に盛り込むことができる。
2. 非圧縮/可逆圧縮:圧縮による劣化が一切ないため、元のデータを100%保持できる。このため、医療用画像や学術資料、印刷用のマスターデータとして利用される。
3. マルチページ機能:1つのファイルの中に複数のページ(画像)を格納できる。この特性を活かして、FAX送信用のデータ形式や、複数枚の契約書をスキャンしてまとめる用途に使われてきた。一方でファイルサイズが巨大になりやすいため、Web表示には向かない。
例文
ポスター制作に使用する写真は、細部まで画質を維持するためにTIFF形式で入稿した。
分類: ラスターデータ