ZIP
意味・解説
複数のファイルを一つにまとめ、データサイズを小さく圧縮する代表的なファイル形式。
世界中で最も普及しているアーカイブおよびデータ圧縮の規格。元のデータを損なわない「可逆圧縮」であり、複数のファイルやフォルダを一つの「.zip」ファイルにまとめられる。パスワードをかけて暗号化することも可能である。
くわしく
ZIPは、データの転送効率向上とストレージ節約のために日常的に利用される技術である。
1. データの集約と軽量化:多数のファイルを一つのパッケージにまとめることで、メール送信などの手間を減らす。また、テキストファイルなどではデータ量を数分の一に圧縮できるため、通信時間を短縮できる。
2. 可逆圧縮の利点:圧縮したデータを展開(解凍)すると、完全に元の状態に戻る。プログラムや重要書類など、1ビットのミスも許されないデータのやり取りに適している。
3. セキュリティ:標準機能としてパスワード設定が可能であり、簡易的な情報漏洩対策として使われてきた。実務では、OSの標準機能としてサポートされているため、専用ソフトなしで扱える点が大きな強みである。
例文
10枚の報告書ファイルをZIPで一つにまとめ、メールの添付容量制限を超えないように配慮した。
同義語: 圧縮ファイル
分類: データ圧縮形式