減法混色
意味・解説
色の三原色(シアン・マゼンタ・イエロー)を混ぜて色を作る方式。混ぜるほど暗くなる。
カラー印刷や絵の具などで色を表現する仕組み。C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)に、黒を表現するためのK(ブラック)を加えたCMYKが一般的に使われる。混ぜるほど光の反射が減り、黒色に近づくため「減法(引き算)」と呼ばれる。
くわしく
減法混色(CMY)は、光を反射する物体(インクやトナー)によって色を表現するための基本原理である。
1. 三原色と色の生成:シアン(青緑)、マゼンタ(赤紫)、イエロー(黄)の3色を重ねることで色を作る。例えば、シアンとイエローを混ぜると緑色に見える。これは、インクが特定の光を吸収し、残りの光を反射するためである。
2. 明度の変化:白い紙の上にインクを重ねていくプロセスである。色が重なるほど吸収される光が増え、反射される光が減るため、色は暗くなり、最終的に黒に近づく。
3. 実務での運用(CMYK):理論上はCMYで黒が作れるが、実際には濁った茶色になるため、純粋な黒を表現し、かつインク代を節約するために「Key plate(黒)」を加えたCMYK形式が印刷現場の標準となっている。Web用のRGBデータを印刷する際は、このCMYKへの変換が必要になる。
例文
パンフレットの印刷工程で、モニター上のRGBデータを減法混色に基づくCMYK形式に変換した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
対義語: 加法混色
分類: 色彩工学