ハンドオーバー
意味・解説
移動中に接続する基地局を、通信を途切れさせずに次々と切り替える技術。
モバイル通信において、端末が現在接続している基地局の圏内から外れる際、隣接する別の基地局へ接続を自動的に引き継ぐ仕組み。これにより、電車や車での移動中でも通話やデータ通信を継続することができる。
くわしく
ハンドオーバーは、モバイル通信(移動体通信)の最大の特徴を実現する不可欠な技術である。
1. 切り替えの仕組み:端末が移動して現在接続中の電波が弱まると、ネットワーク側が周辺で最も電波の強い基地局を探し出す。瞬時に切り替え(バトンの受け渡し)を行うことで、ユーザーに切り替えを意識させない。
2. 種類:同じキャリアの別の基地局へ切り替えるだけでなく、異なる周波数帯へ切り替える場合も含まれる。切り替えがスムーズにいかないと、通信の瞬断や通話の切断が発生する。
3. 実務での意義:基地局の設置密度や配置、電波の強さの調整(最適化)は、このハンドオーバーをいかに成功させるかにかかっている。ITパスポートでは「移動中の基地局切り替え」という文脈で頻出する。
例文
高速道路を走行中でもビデオ通話が可能なのは、基地局間で高速なハンドオーバーが行われているからである。
同義語: ハンドオフ
分類: 移動体通信技術