IP電話
意味・解説
インターネットなどのIPネットワークを用いて、音声をデータパケットとして送受信する電話サービス。
音声をデジタル化し、インターネット層などのプロトコルで伝送する電話方式。従来の電話交換機(電話網)を通さないため、通信コストが低く、定額制や低価格な通話を実現できる。050で始まる番号や、LINEなどのアプリ間通話、VoLTEがこれに含まれる。
くわしく
IP電話は、電話とデータのネットワークを統合することで、通信の効率化を図る技術である。
1. 技術的背景:VoIP(Voice over IP)という技術を用いる。音声を細かなデータ(パケット)に分割して送るため、他のデータ通信と同じ回線を共有できる。これにより、企業内では内線電話とPCの配線を一本化できるメリットがある。
2. 番号体系と品質:050番号を利用するプロバイダ提供型や、従来の番号(03など)をそのまま使う光電話(ひかり電話)がある。後者は専用の優先制御により、従来の電話と同等の高い通話品質を保証している。
3. VoLTEの普及:携帯電話でも音声データを4G/5Gのデータ通信路で運ぶ「VoLTE(Voice over LTE)」が主流となっており、これも広義のIP電話技術の一種である。
例文
企業のコスト削減のため、全支店の固定電話を従来の電話網からIP電話へ切り替えた。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、2回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: インターネット電話
対義語: 加入電話, 公衆交換電話網(PSTN)
分類: 音声通信サービス