インターネット層
意味・解説
TCP/IPモデルの第2層。IPアドレスを使用し、異なるネットワーク間のデータ配送を行う。
ネットワーク上のエンドツーエンド(送信元から宛先まで)の通信を担当する層。IPプロトコルを中心に、IPアドレスに基づいてデータをパケット化し、ルーティング(経路選択)を行って配送する。OSIモデルのネットワーク層に相当する。
くわしく
インターネット層は、全世界に広がる巨大なネットワークの中で、目的の端末までデータを「バケツリレー」形式で届けるための中心的な役割を果たす。
1. IPアドレスとルーティング:端末の論理的な住所である「IPアドレス」を使い、ルーターが経路を選んでデータを転送する(ルーティング)。これにより、世界中のどのサーバーとも通信が可能になる。
2. パケット交換方式:大きなデータを「パケット」という小さな単位に分割して個別に配送する。これにより、一つの回線を複数のユーザーで効率よく共有できる。
3. なぜ重要か:TCP/IPの名の通り、インターネットを実現する根幹の技術であるからである。実務では、IPアドレスの設計やサブネットマスクの設定、ルーターの経路設定などが、この層の管理に該当する。ICMP(pingなどで使われる疎通確認用)もこの層に含まれる。
例文
ルーターがIPパケットの宛先アドレスを確認し、インターネット層の機能によって最適な経路へ転送した。
同義語: 第2層
分類: TCP/IP