テレマティクス
意味・解説
自動車などの移動体に通信システムを組み合わせ、リアルタイムに情報サービスを提供する技術。
テレコミュニケーション(通信)とインフォマティクス(情報工学)を合わせた造語。車載機から走行データや車両の状態を送信し、渋滞情報の提供、盗難追跡、安全運転診断、事故時の自動通報などのサービスを実現する。コネクテッドカーの基盤技術。
くわしく
テレマティクスは、車を「走るITデバイス」へと進化させる技術体系である。
1. データの利活用:GPSによる位置情報や速度、ブレーキの頻度などの走行データをセンターへ送信する。これにより、個人の運転傾向を分析し、事故リスクの低いドライバーの保険料を安くする「テレマティクス保険」などが可能になる。
2. 安全と安心:衝突事故を検知して自動で緊急通報(eCall)を行う機能や、スマートフォンのアプリで車の鍵を開錠したりエアコンを事前につけたりする利便性を提供する。
3. 物流効率化:フリートマネジメント(車両管理)において、全車両の現在地や燃料消費を可視化することで、最適な配送ルートの指示や稼働率の向上に寄与する。実務上は、5G通信の導入による大容量データのリアルタイム処理が鍵となっている。
例文
テレマティクス機能を備えた商用車を導入し、全車両の稼働状況を事務所のモニターで一括管理している。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
分類: 移動体通信応用