ドライブバイダウンロード
意味・解説
Webサイトを閲覧しただけで、ユーザーが気づかないうちにマルウェアが自動ダウンロードされる攻撃。
悪意あるリンクのクリックやファイルの保存操作をせずとも、脆弱性のあるブラウザでサイトを表示しただけで感染する攻撃。改ざんされた正規のWebサイトを経由することもあり、ユーザーは被害に遭ったことに気づきにくい。
くわしく
ドライブバイダウンロードは、OSやブラウザ、プラグインの脆弱性を突く極めて危険な攻撃である。
1. 感染経路:攻撃者はあらかじめWebサイトを改ざんするか、不正な広告(マルバタイジング)を配信する。ユーザーがそのサイトを訪れると、背後でスクリプトが実行され、脆弱性を利用してマルウェアが強制的に送り込まれる。
2. なぜ重要か:従来の「怪しいファイルを開かない」という注意だけでは防げないからである。信頼している有名な企業のサイトが改ざんされている場合、普段通りの閲覧がそのまま被害に直結する。
3. 実務での対策:最大の防御策は、OS、ブラウザ、および各種ソフトウェアを常に最新の状態にアップデート(パッチ適用)し、脆弱性を放置しないことである。また、セキュリティソフトの導入により、不正な通信やコード実行を検知・遮断する多層防御が重要となる。企業の管理者にとっては、全端末のバージョン管理を徹底することが実務上の課題である。
例文
ドライブバイダウンロードへの対策として、全社員のPCのブラウザを自動更新設定にし、脆弱性を修正した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、3回登場しています(出題された年度: 3年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)