サイバーレスキュー隊
意味・解説
標的型攻撃を受けた組織に対し、IPAが支援を行う専門チーム。正式名称はJ-CRAT。
IPA内に設置された「サイバーレスキュー隊(J-CRAT)」。特定の組織を狙った「標的型サイバー攻撃」による被害を受けた、または受けている可能性のある公的機関や重要組織に対し、被害の拡大防止や原因究明のための助言、技術的支援を行う専門家集団である。
くわしく
J-CRATは、自力での対応が困難な高度な攻撃に対し、国としての支援を行う「サイバー空間の救急隊」である。
1. 支援の対象:主に独立行政法人や地方公共団体、重要インフラを支える企業などを対象とする。一般のウイルス感染ではなく、執拗な「標的型攻撃」への対応に特化している。
2. 活動内容:感染端末の調査(フォレンジック)の支援、攻撃者の潜伏状況の確認、再発防止に向けた技術的なアドバイスなどを提供する。
3. 実務上の意義:攻撃の手口を早期に分析し、他の類似組織に注意喚起を行うことで、社会全体の連鎖的な被害を食い止める役割を持つ。相談窓口は秘匿されており、組織の情報を守りながら密接に連携する。民間企業単独では発見しにくい高度なマルウェア(RAT等)の検知もサポートする。
例文
特定の研究機関で標的型メールの被害が確認されたため、J-CRAT(サイバーレスキュー隊)に支援を要請した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: J-CRAT
分類: セキュリティ支援組織