電子透かし
意味・解説
画像や音声データに、人には気づかれない程度の情報を埋め込む技術。
写真、動画、音声などのデジタルコンテンツに、著作権情報や購入者情報を埋め込む技術。画質や音質への影響はほとんどなく、専用の検出ソフトを使わないと内容がわからない。不正コピーの判別や、流出元の特定(トレーサビリティ)に利用される。
くわしく
電子透かしは、デジタルの「コピーしやすさ」に対抗するための、隠れた権利主張技術である。
1. 特徴:画像の一部を加工して情報を埋め込むが、人間の視覚や聴覚では変化を感じ取れない。また、形式変換(JPEGからPNGへ等)や、一部の切り抜きを行っても、埋め込まれた情報が消失しにくい「耐性」を持つものが多い。
2. 用途:主に2つの目的がある。一つは「著作権保護」で、正当な作者であることを証明する。もう一つは「流出元特定」で、配布するファイルごとに購入者IDを埋め込むことで、ネット上に流出した際に誰が流したかを特定できる。
3. 実務での活用:映画の先行上映用素材や、社外秘の電子資料、ストックフォトサイトなどで広く採用されている。改ざんがあった場合に透かしが壊れる性質を利用した「改ざん検知」への応用も可能である。
例文
社外配布用のカタログ画像に電子透かしを施し、インターネット上に無断転載された際に自社の著作物であることを証明できるようにした。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、2回登場しています(出題された年度: 2年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: デジタルウォーターマーク
分類: 著作権保護技術