ステガノグラフィ
意味・解説
情報を他のデータ(画像や音声など)の中に密かに埋め込み、情報の存在自体を隠す技術。
暗号(中身を読めなくする)に対し、ステガノグラフィは「秘密の情報があること自体」を気づかせない。画像データの画素値の末尾1ビットを書き換えて文字を隠すなどの手法がある。デジタル水透かし(著作権保護)や、マルウェアの隠蔽(サイバー攻撃)に悪用されることもある。
くわしく
「デジタルの『あぶり出し』や『隠し文字』」です。
1.性質:
一見するとただの綺麗な風景写真や音楽ファイルに見えますが、特定のツールで解析すると機密文書やパスワードが取り出せます。
2.歴史:
古くは「坊主の頭に文字を書いて髪を伸ばす」といった物理的な手法も含まれましたが、現在はデジタルファイルの「冗長なデータ領域」を利用するのが主流です。
例文
著作権保護のため、画像の目立たない部分に作者のIDをステガノグラフィの技術で埋め込んだ。
同義語: 隠蔽技術
対義語: クリプトグラフィ(暗号)
分類: セキュリティ技術