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証拠隠滅(アンチフォレンジック)

Anti-Forensics しょうこいんめつ / あんちふぉれんじっく
高頻出 ⚪ 旧用語 テクノロジ系 セキュリティ

意味・解説

サイバー攻撃者が、自らの侵入の痕跡(ログやファイルなど)を消去・偽装・隠蔽することで、コンピュータフォレンジック(事後調査)を困難にする行為の総称。

MITRE ATT&CKにおける「防御回避(Defense Evasion)」の一環。イベントログの削除、ファイルのタイムスタンプ改ざん、データの暗号化、メモリ内実行(ファイルレス攻撃)などが含まれる。

くわしく

「デジタルの犯行現場で、指紋を拭き取り、監視カメラの映像を上書きする『隠蔽工作』」です。

1.手法:

実行ファイルを削除するだけでなく、別のファイルの中にデータを隠す(ステガノグラフィ)や、OSの標準機能を悪用して痕跡を残さない(Living Off The Land)手法があります。

2.目的:

発覚を遅らせることで、長期間にわたって目的の実行を継続し、追跡を逃れることです。ポイントは、アンチフォレンジックが高度化する中、後から調査するだけでなく、リアルタイムに不変ログを外部保存するなどの先手のアクションが必要になっているからです。

例文

高度な攻撃者は、侵入に成功した後にアンチフォレンジック手法を用いてシステムログを改ざんし、数ヶ月間にわたって発覚を免れていた。

同義語: 対抗フォレンジック / 調査妨害
分類: サイバー攻撃の対抗策と回避術
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