防御回避(ディフェンス・エベイジョン)
意味・解説
サイバー攻撃者がシステムに侵入した後、自らの存在や活動をセキュリティ製品や管理者に見つからないようにするための手法の総称。
MITRE ATT&CKの主要な戦術の一つ。ウイルス対策ソフトの無効化、イベントログの削除、難読化通信、サンドボックス検知などが含まれる。
くわしく
「城の中に忍び込んだ泥棒が、監視カメラにテープを貼ったり、警備員の巡回ルートを調べて影に隠れたりする『隠密行動』」です。
1.手法:
実行ファイルを正常なプロセスに偽装したり、メモリ上だけで動作(ファイルレス)したりします。
2.目的:
潜伏期間を可能な限り延ばし、目的の実行を誰にも邪魔されずに完遂することです。ポイントは、最新の攻撃は「見つからないこと」に全力を注いでおり、単にセキュリティソフトを入れるだけでは、この『回避術』を駆使する攻撃者を防げないからです。
例文
侵入した攻撃者は、防御回避の手法としてローカルのアンチウイルス機能を強制終了させ、セキュリティ監視を無力化した。
同義語: 検知回避 / エベイジョン
分類: サイバー攻撃の戦術(タクティクス)