プロトコル不一致の悪用(ポート偽装)
意味・解説
くわしく
「『Web閲覧(443番)』という看板が出ている扉に、中身が『遠隔操作(SSH)』の荷物を運び込む、看板と中身を一致させない密輸術」です。
1.仕組み:
セキュリティ機器が「443番ポートを通るものは全てWeb通信だ」と盲信している隙を突きます。
2.脅威:
プロトコル・ホッピングやカプセリングと組み合わされることが多く、ネットワークの境界(ファイアウォール)を骨抜きにします。ポイントは、ポート番号という「外見」だけで判断する古い守りから、通信の「中身(振る舞い)」までを解析するL7ファイアウォールやへの進化が不可欠だからです。
例文
社内から外部への通信制限を回避するため、マルウェアはSSL通信を装って443番ポートを利用したプロトコル不一致の悪用を行い、C2サーバーと通信していた。
同義語: 非標準ポートの使用 / ポート偽装通信
分類: ネットワーク境界防御の回避技術