C2通信(コマンド&コントロール)
意味・解説
サイバー攻撃において、侵入先のコンピュータに感染させたマルウェアと、攻撃者が操る外部の「C2サーバー」との間で行われる遠隔操作のための通信。
MITRE ATT&CKの重要な戦術。攻撃者はこの通信を通じて、マルウェアに「データを盗め」「別のPCに感染しろ」といった命令を出し、結果を受け取る。
くわしく
「侵入した『スパイ(マルウェア)』と、国外の『司令部(C2サーバー)』を結ぶ秘密の通信回線」です。
1.隠蔽性:
普通のWeb閲覧(HTTP/HTTPS)やDNS通信に紛れ込ませて、セキュリティ機器の監視をかいくぐろうとします。
2.役割:
マルウェア自身は自律的に動く部分もありますが、重要な判断(どのファイルを盗むか等)はこのC2通信経由で行われます。ポイントは、この「司令部とのパイプ」を特定して遮断できれば、たとえ侵入を許しても攻撃者の思い通りにはさせず、被害を食い止められるからです。
例文
高度なサイバー攻撃を検知するため、外部の不審なIPアドレスへ定期的に発生する微弱なC2通信の兆候をAIで監視した。
同義語: C&C通信 / コマンド&コントロール通信
分類: サイバー攻撃の戦術(タクティクス)