内部プロキシの悪用(内部中継)
意味・解説
侵入した攻撃者が、組織内の正規のプロキシサーバーや、乗っ取った端末に設置した中継プログラムを悪用し、内部ネットワーク間の通信を隠蔽・転送する行為。
ピボッティングを支える技術。外部からの直接通信が遮断されているセグメント(例:DB層)に対し、内部の「信頼された通信」を装ってアクセスを中継させる。
くわしく
「城の中にいる『正規の案内人』を脅したり、偽の案内人を配置したりして、本来は立ち入り禁止の奥座敷(機密サーバー)へ命令をリレーさせること」です。
1.カモフラージュ:
外部のC2サーバーからの命令を直接受け取るのではなく、内部のプロキシを一度経由させることで、不審な通信の「宛先」を隠し、監視をかいくぐります。
2.目的:
セキュリティの境界(等)を内側から無効化することです。ポイントは、一度侵入されると『内部同士の通信は安全』という思い込みが悪用され、被害が芋づる式に広がるからです。
例文
内部プロキシの悪用を検知するため、通常の業務時間外における内部サーバー間での異常な大量通信や、不審なポートへのリレーを監視した。
同義語: 内部プロキシ中継 / エージェント・プロキシ
分類: サイバー攻撃の内部展開技術