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目的の実行(Actions on Objectives)

Actions on Objectives もくてきのじっこう
最頻出 🟠 重要 テクノロジ系 セキュリティ

意味・解説

サイバー・キルチェーンにおける最終段階。攻撃者が侵入に成功した後、データの窃取や破壊など、本来の目的を遂行する行為。

侵入(初期アクセス)、権限奪取(特権昇格)、内部移動(ラテラル・ムーブメント)を経て、最後に「身代金の要求」や「機密情報の送信」を行うフェーズ。ここを完遂されると組織に実害が発生する。

くわしく

「泥棒が金庫をこじ開け、中の札束を鞄に詰めて逃げ去る『犯行のクライマックス』」です。

1.具体例:

データベースからの個人情報エクスポート、ランサムウェアによるファイル一斉暗号化、Webサイトの改ざん

2.防衛の重要性:

ここに至るまで(チェーンの途中)で攻撃を検知し、通信を遮断できれば、侵入はされても『実害』は防げます。ポイントは、攻撃のプロセスをこの最終段階まで理解しておくことで、データが外部へ大量送信される動きを検知する(Egressフィルタリング)などの、土壇場での防御策を準備できるからです。

例文

サイバー攻撃を受けたが、Egress(送信)通信の監視により、目的の実行段階である機密データの外部送信を検知し、情報の流出を寸前で阻止した。

同義語: 目的の遂行 / 実害の発生
分類: サイバー攻撃のフェーズモデル
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