コレクション(情報の収集)
意味・解説
サイバー攻撃において、侵入先のシステム内から攻撃者の目的に適したデータ(機密文書、メール、DBの内容等)を特定し、一箇所に集約する行為。
MITRE ATT&CKの戦術の一つ。データの持ち出し(エクスフィルトレーション)の前段階であり、見つかりにくいように圧縮したり隠したりする工程を含む。
くわしく
「城に忍び込んだ泥棒が、金庫を運び出す前に、各部屋から盗み出した宝石や書類を『一つの大きな袋にまとめる』作業」です。
1.手法:
ファイルの検索、スクリーンショットの自動撮影、マイクやWebカメラの録音、データベースの全件ダンプなど。
2.目的:
ネットワークの外へ出すのは目立つため、まずは内部で『最も価値のあるもの』だけを選別し、効率よく持ち出せるように準備します。ポイントは、この『情報をかき集めている不自然なファイルの動き』を検知することが、情報流出という致命的な事故を防ぐための、最後の警告灯になるからです。
例文
機密データのコレクションを防ぐため、共有フォルダへの異常な一括アクセスや、大量のファイル圧縮が行われていないかを監視した。
同義語: 情報収集 / データ・ステージング
分類: サイバー攻撃の戦術(タクティクス)