潜伏期間 (Dwell Time)
意味・解説
サイバー攻撃者が組織のネットワークに侵入してから、その存在が検知されるか、目的を達成するまでの期間。
くわしく
「泥棒が家の中に忍び込み、誰にも見つからずに潜んでいる『恐怖の時間』」です。
1.現状:
高度な攻撃者は、正規のツールを悪用(LotL)して息を潜めるため、潜伏期間が数百日に及ぶこともあります。
2.対策:
境界防御だけでなく、内部での不自然な動きを素早く見つけるEDRやハニーポットの導入が、この期間を短縮する鍵です。ポイントは、セキュリティの成功は「侵入をゼロにすること」ではなく、「潜伏期間をいかに短くし、目的の実行前に追い出すか」にシフトしているからです。
例文
SOCの能力向上により、重大なサイバー攻撃の平均潜伏期間を、従来の200日から14日まで短縮し、被害の深刻化を防いだ。
同義語: ドゥエルタイム / 滞留時間
分類: インシデント対応の評価指標