入退室管理
意味・解説
建物や部屋への出入りを制限し、誰がいつ入退室したかを記録・監視すること。
部外者の侵入防止や、内部関係者の不正抑止を目的とした物理的セキュリティ対策。ICカード、指紋認証、顔認証などを用いて扉を制御し、履歴(ログ)を保存する。セキュリティレベルに応じたエリア分け(ゾーニング)を行うことが重要である。
くわしく
入退室管理は、「場所」に対するアクセス制御であり、ISMS等の安全管理措置における物理的対策の中核である。
1. 認証手段の多様化:暗証番号や鍵といった「知識・所有物」による認証から、指紋や虹彩などの「生体情報」による認証へと高度化しており、なりすましを防ぐ。
2. 共連れ(共連れ)対策:一人の認証で複数人が入室してしまう「ピギーバッキング」を防ぐため、一人ずつしか通れない回転ドア(アンチパスバック機能)や、センサーによる人数検知を導入する。
3. ログの活用:入退室の記録は、万が一情報漏洩が起きた際、その時間帯に誰が現場にいたかを特定する有力な証拠となる。実務上は、深夜や休日などの「不自然な入退室」をシステムで検知し、アラートを出す運用も一般的である。ISMSでは入退室の記録保存が必須要件の一つとされる。
例文
重要サーバー室の入退室管理には、ICカードと指紋認証を組み合わせた二要素認証を採用した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、7回登場しています(出題された年度: 7年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 入退管理
分類: 物理的セキュリティ