オーバーフロー
意味・解説
数値計算の結果が、あらかじめ用意されたデータ型の表現可能な範囲を超えてしまい、正しい値が保持できなくなる現象。桁あふれ。
コンピュータが扱えるビット数(桁数)には上限があるため発生する。例えば「8ビットで表せる最大の整数は255」であり、これに1を足すと本来は256だが、コンピュータ上では桁が溢れて「0」に戻ったり、エラーとなったりする。セキュリティ上の弱点(バッファオーバーフロー)の原因にもなる。
くわしく
「小さなコップに、入り切らないほどの大量の水を注いで、溢れ出させてしまった状態」です。
1.演算:
例えば、正の数同士を足したのに、計算結果が負の数になってしまう(符号ビットへの侵食)など、予期せぬ挙動を招きます。
2.種類:
正の方向に溢れる「正のオーバーフロー」と、負の方向に溢れる「負のオーバーフロー」があります。
3.対策:
扱う数値の大きさに合わせて、より大きなデータ型(32ビット→64ビットなど)を使用します。
例文
変数のデータ型に16ビット整数型を選んだため、計算途中でオーバーフローが発生し、合計値がマイナスになってしまった。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 桁あふれ, 上溢(じょういつ)
対義語: アンダーフロー
分類: 演算誤差