ウィンドウサイズとバッファ管理
意味・解説
通信において受信側がデータを一時的に蓄える「バッファ」の空き容量に応じて、送信側が一度に送れるデータ量(ウィンドウサイズ)を調整する仕組み。
受信側のバッファが満杯になるとデータが破棄(ドロップ)されるため、受信側は確認応答(ACK)と共に現在の空き容量を送信側に通知し、送信量を制御する(フロー制御)。
くわしく
「デジタルの『受け皿』の溢れ防止」の計算です。
1.バッファ:
受信したデータを処理待ちの間置いておくメモリ上の倉庫。
2.ウィンドウサイズ:
ACKを待たずに送っていい量ですが、その上限は「バッファの空き」を超えてはいけません。ポイントは、回線がいくら高速でも、受け取る側のコンピュータの処理が追いつかずバッファが溢れれば、再送が発生して実効速度が激減してしまうからです。
例文
高解像度の動画ストリーミングにおいて、再生の途切れを防ぐためにバッファサイズを最適化し、スライディングウィンドウによる効率的なデータ転送を実現した。
同義語: 受信ウィンドウ制御
分類: トランスポート層の伝送制御