フロー制御
意味・解説
通信において、送信側が受信側の処理能力を超えてデータを送りすぎないよう、送信量を調節する仕組み。
データの送り手と受け手の速度差を埋めるための制御。受信側のバッファが溢れるのを防ぐ。TCPプロトコルでは、受信側が一度に受け取れるデータ量(ウィンドウサイズ)を通知する「ウィンドウ制御」によって実現される。通信の信頼性と効率性を両立させるために不可欠な技術。
くわしく
「大食いの挑戦者(送信側)が、わんこそばの給仕(受信側)のペースに合わせて食べる量を調整するような仕組み」です。
1.目的:
受信側の処理が追いつかずにデータがこぼれ落ち(パケットロス)、再送が発生してネットワークが混雑するのを防ぎます。
2.仕組み:
受信側が「今はこれだけ空きがあるよ」と返事(ACK)の際に伝え、送信側はその範囲内でデータを送ります。
例文
通信速度が異なるデバイス間でデータを転送する際、フロー制御によってパケットの溢れを防止した。
同義語: 流量制御, データ流量調節
分類: 通信制御