スライディングウィンドウ方式
意味・解説
TCPなどの通信において、受信側からの確認応答(ACK)を待たずに、あらかじめ合意した「ウィンドウサイズ」分だけパケットを連続して送信する仕組み。
くわしく
「デジタルのバケツリレー」の高速化です。
1.ウィンドウサイズ:
一度にまとめて送っていいデータの量。
2.効率化:
通常は「1つ送って返事を待つ」の繰り返しですが、この方式なら「返事が来る前に8つ送る」といったことが可能です。ポイントは、回線速度がいくら速くても、このウィンドウ制御が適切でないと、データの空き時間が長くなり実効スループットが低下するからです。
例文
遅延の大きい衛星通信において、スライディングウィンドウサイズを最適化することで、帯域を最大限に活用した高速転送を実現した。
同義語: 連続送信制御
対義語: 停止待機方式 (Stop-and-Wait)
分類: トランスポート層の伝送制御