ベクトルデータベース
意味・解説
データを多次元の数値(ベクトル)として保存し、意味の近さを高速に検索できるデータベース。
テキスト、画像、音声などのデータを数値化(埋め込み表現)して格納する。キーワードの完全一致ではなく、「内容が似ているもの」を探し出す「セマンティック検索(意味検索)」を得意とする。生成AI(LLM)の外部記憶として多用されている。
くわしく
「言葉や画像の『意味』を地図上の座標のように扱い、近くにあるものを探すための倉庫」です。
1.特徴:
文脈を理解した検索が可能です(例:「王」から「男」を引いて「女」を足すと「女王」にたどり着くような計算)。
2.生成AIでの役割:
膨大な社内資料などをベクトル化して保存しておくことで、AIが回答を作る際に「関連する知識」を高速に取り出し、正確な回答を生成(RAG)するのに役立ちます。
例文
社内規定に関するAIチャットボットを構築するため、PDF資料をベクトルデータベースに登録して意味検索を可能にした。
同義語: ベクトルストア
対義語: リレーショナルデータベース (RDB)
分類: データベース
この用語は生成AIパスポート試験にも出ます
生成AIパスポート試験(生成AI活用普及協会)の公式シラバス第4版では、第3章 現在の生成AIの動向 の 3-3 に「ベクトルデータベース」として掲載されています。ITパスポートと重なるのは全191語中42語で、その1つがこの用語です。