再現率
意味・解説
AIや検索システムにおいて、実際に正解であるデータのうち、どれだけ漏れなく正解と判定できたかを表す指標。
混合行列に基づき、$$Recall = rac{TP(真陽性)}{TP(真陽性) + FN(偽陰性)}$$ で算出される。本当に「陽性」なものの中で、正しく「陽性」と当てられた割合。癌の検診や不審者の検知など、「見逃し」が許されないタスクにおいて最も重要視される。
くわしく
「ターゲットを網の中に、どれだけ取りこぼさずに追い込めたかという『網羅性』のスコア」です。
1.性質:
再現率が高いほど「見逃し」が少なくなります。
2.トレードオフ:
とにかく怪しいものを全て「正解」と判定すれば再現率は 100% になりますが、その分、無実のものまで疑う「適合率(Precision)」が下がります。
3.使い分け:
「間違えてもいいから見逃したくない(病気の診断など)」時は再現率を優先します。
例文
医療機関のがん診断AIにおいて、重大な病気の見逃しを確実に防ぐため、適合率よりも再現率を高く保つようにモデルを調整した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、4回登場しています(出題された年度: 4年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 感度(医療統計など), ヒット率, 感度
対義語: 適合率 (Precision) ※トレードオフの関係
分類: 機械学習の評価指標