適合率
意味・解説
AIや検索システムにおいて、「正解」と判定したもののうち、本当に正解であったデータの割合。精度の高さ。
混合行列に基づき、$$Precision = \frac{TP(真陽性)}{TP(真陽性) + FP(偽陽性)}$$ で算出される。「間違ったものを正解と判定しない(誤検知の少なさ)」を重視する指標。スパムメール判定のように、正しいメールを誤ってスパムに振り分けること(冤罪)を避けたい場合に重要視される。
くわしく
「AIが『当たりだ!』と叫んだ声のなかに、どれだけ『本物の当たり』が混ざっていたかという『正解の濃さ』」です。
1.性質:
適合率が高いほど、無駄な誤検知が少なくなります。
2.トレードオフ:
慎重に判定すれば適合率は上がりますが、今度は本物を見逃す「再現率(Recall)」が下がる傾向にあります。
3.用途:
誤報が大きな迷惑になる状況(例:誤った逮捕や、重要なメールの削除)では、適合率が最優先されます。
例文
犯罪検知システムにおいて、無実の人を誤認逮捕しないために、適合率を高く保つようにモデルを調整した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、10回登場しています(出題された年度: 9年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 精度(統計学用語としてのPrecision), 精度, 陽性的中率
対義語: 再現率 (Recall) ※トレードオフの関係
分類: 機械学習の評価指標