階層化
意味・解説
複雑なシステムを、役割や機能の異なる複数の層(レイヤー)に分けて構成すること。抽象化の一手法。
上位層が下位層の機能を利用し、下位層は上位層にサービスを提供する構造。各層のインターフェースを明確に定義することで、特定の層の技術変更が他の層に影響を及ぼさないようにする(独立性の確保)。OSI参照モデルやOSのカーネル構造、Webアプリの3層アーキテクチャなどが代表例。
くわしく
「大規模な建物を『土台』『柱』『内装』と分けて作るように、ITシステムも役割ごとに『ミルフィーユ』状に積み重ねて整理すること」です。
1.メリット:
一部の部品を最新のものに取り替えても、他の層はそのまま使い続けられる「柔軟性」が得られます。
2.抽象化:
上の層は、下の層が「具体的にどう動いているか」を知らなくても命令を出せるようになり、開発効率が向上します。
例文
通信プロトコルを階層化することで、物理的な回線の変更がアプリケーションに影響しない柔軟な設計を実現した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、8回登場しています(出題された年度: 7年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: レイヤリング, 構造化
対義語: フラット構造
分類: システムアーキテクチャ