ソフトウェアライフサイクル
意味・解説
ソフトウェアの企画、開発、運用、保守、廃棄に至るまでの一連のプロセス。
ソフトウェアが誕生してからその役割を終えるまでの全期間。JIS X 0160(SLCP)などで各工程の標準が定義されており、企画、要件定義、設計、開発、テスト、運用、保守、廃棄の各プロセスから成る。関係者間での共通言語となり、プロジェクトの透明性と品質を高める役割を持つ。
くわしく
ソフトウェアという「製品の生涯」を管理するための共通の枠組みである。
1. 標準化の目的:以前は開発者ごとにバラバラだった手順を統一することで、作業の抜け漏れを防ぎ、利用者と開発者の役割分担を明確にする。これにより、見積もりの不透明さやトラブルを回避できる。
2. 各フェーズの繋がり:要件定義での合意を設計に反映し、テストで要件を満たしているか確認する、という一貫性が重要である。また、開発が終わった後の「運用・保守」がコストや期間の大部分を占めることを理解し、将来を見越した管理を行う。
3. 実務での活用:SLCPに基づいたプロジェクト管理を行うことで、どの工程でどの成果物(仕様書など)を作成すべきかが明確になり、品質管理や進捗管理の精度が大幅に向上する。DX推進においては、このサイクルをいかに高速に回すかが重要視される。
例文
ソフトウェアライフサイクルの各プロセスにおける責任分担を明確にするため、SLCP共通フレームに基づいた計画を策定した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、18回登場しています(出題された年度: 13年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)