ふりかえり
意味・解説
アジャイル開発において、チームがプロセスの質を向上させるために行う改善の場。
スクラムなどのアジャイル開発において、一定期間の作業(スプリント)の終了時にチーム全員で行う活動。作業の進め方やチームの関係性を客観的に評価し、「良かった点」「改善すべき点」を出し合い、次の期間に向けた具体的なアクションを決定する。
くわしく
「ふりかえり(レトロスペクティブ)」は、チームの自律性と学習を促進するための、アジャイルの核心的な儀式である。
1. 目的:単なる反省会ではなく、「どうすればより効率的に、高い品質で、楽しく働けるか」を追求することにある。プロセス(仕組み)の改善に焦点を当てるのが特徴である。
2. 手法:KPT(Keep, Problem, Try)法が有名である。「良かったこと(Keep)」「課題(Problem)」「次に試すこと(Try)」の3つの軸で意見を出し合い、次のスプリントで実行する改善策を具体化する。
3. 実務での意義:問題を小さなうちに発見し、即座に対処することで、プロジェクトの失敗リスクを低減させる。心理的安全性を確保し、誰でも率直に意見を言える環境を作ることが、効果的な「ふりかえり」の実務上のポイントである。
例文
アジャイルチームはスプリントの最後に「ふりかえり」を行い、コミュニケーション不足という課題に対して、朝会の時間を5分延長することを決めた。
同義語: レトロスペクティブ
分類: アジャイル開発管理