ALE(年間予想損失額)
意味・解説
Annual Loss Expectancyの略。セキュリティインシデントによって1年間に平均していくら損をするかを見積もった金額です。この額を基準に、セキュリティ対策にどれだけの費用をかけるのが合理
Annual Loss Expectancyの略。セキュリティインシデントによって1年間に平均していくら損をするかを見積もった金額です。この額を基準に、セキュリティ対策にどれだけの費用をかけるのが合理的かを判断します。
くわしく
ビジネスの「保険の計算」です。
1.計算式:
ALE = SLE(1回あたりの損失額)× ARO(年間発生率)。例えば、情報漏洩1回の損失が500万円で、年に0.1回(10年に1回)起きるなら、ALE=50万円/年。
2.使い方:
ALEが年間50万円なら、年間50万円以下のセキュリティ対策は「元が取れる」と判断できます。逆に、年間100万円の対策は過剰投資の可能性があります。
3.リスクベースの考え方:
全てのリスクに完璧に対応するのはコスト的に不可能なため、ALEで「どのリスクに優先的に投資すべきか」を数値で判断します。ポイントは、リスクマネジメントの定量的分析として計算問題が出題される可能性があるからです。
例文
情報漏洩のALEを算出し、それを基準にセキュリティ対策への投資額の妥当性を判断した。
同義語: 年間予想損失額