BPMN
意味・解説
ビジネスプロセス(業務の流れ)を記述するための、国際標準の図記号(モデリング表記)。
業務の開始から終了までの一連の流れを、共通のルールで図解したもの。フローチャートに似ているが、部門間の役割分担を示す「プール」「レーン」などの独自の記号を持ち、誰が見ても同じ理解ができるように規格化されている。BPR(業務変革)の現状分析に用いられる。
くわしく
IT部門と業務部門が「同じ言語」で業務フローを語るための、世界標準の「書き方ルール」である。
1.構造:丸(イベント)、四角(タスク)、菱形(分岐)、矢印(シーケンス)などの標準的なグラフィカル要素で構成される。特に、誰がその作業を行うかを「レーン」で分ける点が大きな特徴である。
2.目的:業務の「見える化」を行い、重複、無駄、遅延などの問題点を発見すること。また、そのままBPM(ビジネスプロセス管理)ツールに読み込ませてシステム化する際の設計図にもなる。
3.実務:新システムの要件定義や、業務改善プロジェクトにおいて、現状(As-Is)と理想(To-Be)のフローを記述する際に活用される。
なぜ重要か:独自の書き方では認識のズレが生じるが、BPMNという「共通語」を使うことで、社内のみならず外部ベンダーや海外拠点とも正確に仕様を共有できるからである。
例文
BPMNを用いて経費精算の承認プロセスを図式化したところ、特定の部署で承認待ちが滞留しているボトルネックを発見した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)