メンテナンスコスト
意味・解説
システムを導入した後に、正常な稼働を維持するために発生する継続的な費用。運用保守費。
サーバーの保守料金、ソフトウェアのライセンス更新料、電気代、バグ修正や法改正対応のための改修費、オペレーターの人件費などが含まれる。TCO(総所有コスト)の大部分を占めることが多く、費用対効果分析(費用対効果分析)における重要なマイナス要素である。
くわしく
システムが「動いている間ずっと」かかり続けるランニングコストである。
1.内訳:ハードウェア故障への備え(保守契約料)、クラウド利用料、セキュリティアップデートの適用、データのバックアップ管理、操作支援(ヘルプデスク)費用など。
2.課題:古いシステム(レガシーシステム)ほど、当時の技術を知る人が減り、複雑化したコードの維持に多額のメンテナンスコストがかかる「ITの崖」の問題が指摘されている。
3.実務:導入時の安さ(イニシャルコスト)だけで判断せず、5〜10年間のメンテナンスコストの総額を予測して予算化することが重要である。
なぜ重要か:メンテナンスコストが増大しすぎると、新しいIT投資に回す予算が圧迫され、企業のDX推進の足かせとなるからである。
例文
古いオンプレミスサーバーのメンテナンスコストが高騰したため、クラウドへ移行することで保守契約料と電気代を30%削減した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 維持管理費, ランニングコスト
対義語: イニシャルコスト, 初期投資
分類: システムコスト