インクルーシブデザイン
意味・解説
多様な人々を設計プロセスの初期段階から巻き込み、誰もが使いやすい製品やサービスを生み出す手法。
従来のデザインプロセスから排除(エクスクルード)されがちだった高齢者、障害者、外国人などを「巻き込む(インクルード)」ことが特徴。デザイナーが想像で補うのではなく、当事者と一緒に試作・検証を繰り返すことで、結果としてすべての人にとって使い勝手の良いイノベーションを生むことを目指す。
くわしく
「最初から『みんなで一緒に』作るデザイン」です。
1.考え方:
「障害は人ではなく、社会の側にある」という社会モデルに基づきます。
2.メリット:
極端なニーズ(例えば片手しか使えない状況)に対応した工夫は、実は「買い物袋で手が塞がっている健常者」にも便利である、という『波及効果』が生まれます。
例文
新型ATMの開発にあたり、全盲のユーザーを開発チームに招き、音声ガイドと触覚ボタンのインクルーシブデザインを実践した。
同義語: 包摂的デザイン
対義語: エクスクルーシブデザイン(排他的デザイン)
分類: デザイン思考