デルファイ法
意味・解説
複数の専門家へのアンケートを繰り返し、意見を集約・収束させる予測手法。
回答を匿名で回収し、その集計結果をフィードバックして再度アンケートを行う。これを数回繰り返すことで、集団としての意見を一定の方向に収束させる意思決定手法。
くわしく
将来予測や技術動向の予測など、正解のない問題に対して専門家の知見を統合するために用いられます。
1.匿名性:
誰がどの意見を出したか伏せることで、地位や声の大きい人に引きずられるのを防ぎます。
2.フィードバック:
他人の意見(統計的な分布など)を見て、自分の考えを再考する機会を与えます。
3.反復:
これを繰り返すことで、極端な意見が淘汰され、合意形成(コンセンサス)が図られます。ポイントは、単純な多数決や会議では「同調圧力」が働きやすいですが、デルファイ法なら客観的で質の高い予測が得られるからです。試験では、「専門家」「匿名」「繰り返し」「意見の収束」といったキーワードが正解の決め手となります。
例文
2030年のIT技術動向を予測するためにデルファイ法を採用し、国内外の専門家50名による3回のアンケートを経て最終報告書を作成した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: デルファイアンケート
分類: 予測手法