ニッチャー戦略
意味・解説
大企業が参入しないような、特定の狭い市場(ニッチ市場)に経営資源を集中させ、独自の地位を築く競争戦略。
コトラーの競争地位別戦略の一つ。シェアは低くても、特定の分野で圧倒的な専門性や技術を持つことで、高い利益率を確保する。大手との正面衝突を避け、独自の顧客ニーズに応え続けることで「小さな池の大きな魚」となることを目指す。独自技術を持つ中小企業やベンチャーの基本戦略。
くわしく
「『誰もやっていないけれど、必要としている人が必ずいる』狭い隙間を見つけて、そこで王様になる戦い方」です。
1.基本方針:
市場の「細分化」と「独自化」。
2.メリット:
競合が少ないため、価格競争に巻き込まれにくく、顧客と深い信頼関係(ロイヤリティ)を築けます。
3.リスク:
その市場が成長して魅力的になると、後から大手が参入してくる(市場の横取り)恐れがあります。
例文
当社は汎用製品での競争を避け、ニッチャー戦略として特殊車両専用のセンサー開発に特化している。
同義語: 隙間市場戦略, 専門化戦略
対義語: マスマーケティング, リーダー戦略
分類: 競争戦略