BCH符号
意味・解説
デジタルデータの転送や保存時に発生する「誤り」を、自動的に検出して訂正するための強力な数学的手法。
巡回符号の一種。複数のビットにまたがるランダムな誤りを効率的に訂正できるのが強み。パラメータの設計により、訂正可能なビット数を柔軟に変更できる。QRコードのデータ保護や、SSD、光ディスクなどの記憶装置の信頼性向上に広く利用されている。
くわしく
「データの一部が汚れやノイズで読み取れなくなっても、予備の『計算用の数字』を使って元の正しい情報を復元する魔法の公式」です。
1.仕組み:
元のデータに特殊な数式から導き出した「チェック用データ(冗長ビット)」を付け足します。
2.強み:
単純なパリティチェックでは「間違いがある」ことしか分かりませんが、BCH符号は「どこが間違いか」を特定し、その場で直すことができます。
例文
QRコードの一部が汚損しても読み取れるのは、内部でBCH符号による誤り訂正が行われているためである。
同義語: Bose-Chaudhuri-Hocquenghem符号
分類: 情報理論 / 信頼性設計