SOA
意味・解説
業務機能を「サービス」という単位で構築し、それらを組み合わせてシステムを作る設計思想。
サービス指向アーキテクチャ。独立した業務機能(在庫確認、配送予約など)を一つの「サービス」と見なし、それらをネットワーク経由で連携させる手法。特定のシステムに依存せず、必要な機能を柔軟に組み合わせることができるため、業務変更への迅速な対応や、システムの再利用性が高まる。
くわしく
バラバラのシステムを繋ぎ直し、ビジネスの部品として使い回すための設計理念である。
1. サービスの独立性:各機能は標準的なインターフェース(Webサービスなど)を持ち、内部の仕組みを知らなくても外部から利用できる。これを「疎結合」と呼ぶ。
2. 柔軟な組み合わせ:新しい業務が必要になった際、一からシステムを作るのではなく、既存の「サービス」をパズルのように組み合わせて素早く構築する。
3. 全体最適への寄与:部門ごとに重複していた機能を全社共通サービスとして統合することで、開発コストの削減とデータの整合性確保が図れる。
実務では、クラウドサービスやマイクロサービスの先駆けとなった考え方である。大規模で複雑化したエンタープライズシステムを、ビジネスのスピードに合わせて変化させるための重要な基盤技術である。
例文
SOAを採用したことで、既存の顧客管理システムを修正することなく、新設のモバイルアプリから顧客情報を参照できた。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、8回登場しています(出題された年度: 8年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)