WEP
意味・解説
無線LANの初期の暗号化規格。現在では脆弱性が指摘されており、使用は推奨されない。
IEEE 802.11規格で最初に策定された暗号化方式。RC4という暗号アルゴリズムを用いる。構造上の弱点があり、専用の解析ツールを使えば短時間でパスワードが解読される恐れがあるため、現在はWPA3などの新しい規格への移行が必須となっている。
くわしく
かつて標準的だったが、現在は「鍵の強度が不足している」とされ、使用が禁忌とされる規格である。
1.なぜ重要か(教訓として):セキュリティ技術がいかに時間と共に陳腐化するかを示す代表例である。固定の暗号鍵を使用し続ける仕組みのため、パケットを一定量収集されると統計的に鍵を割り出されてしまう。
2.実務での使われ方:基本的には「使わない」ことが実務。古いゲーム機や産業用機器がWEPのみ対応している場合、セグメントを分けるなどの特別な対策が必要となる。
3.置き換えの流れ:WEPの脆弱性を受けてWPAが登場し、その後WPA2、現在の最新規格であるWPA3へと進化した。Wi-Fiルータを設定する際は、必ずWEP以外の選択肢を選ぶことが情報漏洩防止の鉄則である。
例文
無線LANルータの設定において、WEPを選択すると警告が出るようになっていたため、より安全なWPA2へ変更した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、9回登場しています(出題された年度: 9年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
対義語: WPA3
分類: 無線LANセキュリティ規格