アクチュエータ
意味・解説
コンピュータからの電気信号を、回転や直線運動などの物理的な「動き」に変換する装置。
制御装置から送られたエネルギー(電気、油圧、空気圧など)を受け取り、機械的な動作に変える部品。ロボットの関節を動かすモーターや、自動ドアを開閉するシリンダー、スピーカーの振動板などが該当する。外界を察知する「センサー」と対をなす、コンピュータの「筋肉」にあたる存在である。
くわしく
計算結果を現実世界の「アクション」に変えるための出力デバイスである。
1. 役割と重要性:IoTシステムやロボットにおいて、センサーが情報を読み取り、CPUが判断を下した後、実際に物理的な変化(バルブを閉める、腕を動かすなど)を起こす最終工程を担う。この精度が機械の制御性能を左右する。
2. 主要な種類:
・電磁アクチュエータ:モーターやソレノイド。最も一般的で、電気を磁力に変えて動く。
・油圧・空圧アクチュエータ:力強い動きが必要な建設機械や、繊細な速度調整が必要な製造ラインで使用される。
3. 実務での展開:自動運転車でのブレーキ制御、ドローンのプロペラ回転、工場の自動化(FA)におけるピッキングロボットなど、物理的なデジタル変革(DX)を支える不可欠なハードウェア技術である。
例文
スマート農業システムにおいて、気温センサーが30度を超えた際に、アクチュエータが窓を自動で開く制御を行った。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、5回登場しています(出題された年度: 4年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: 駆動装置
対義語: センサ, センサー
分類: 制御システム