OSの機能(ジョブ管理・タスク管理)
意味・解説
コンピュータへの「仕事(ジョブ)」と、実行中の「作業単位(タスク)」を管理する仕組み。
ジョブ管理は、ユーザーから見た仕事のまとまりを効率よく処理する。タスク管理は、CPU(中央演算処理装置)が処理する最小単位(タスク/プロセス)に切り分け、実行の順番や優先度、メモリ割り当てを制御する機能。
くわしく
基本ソフトウェア(OS)と応用ソフトウェアの最も重要な役割の一つは、限られたCPUやメモリを無駄なく使うための「交通整理」です。ユーザーが「印刷する」「計算する」といった一連の目的として命じる単位が「ジョブ」です。OSはこれを受け付け、実際のコンピュータの作業単位である「タスク(またはプロセス)」に分解します。タスク管理では、複数のタスクを極めて短い時間で切り替えて実行する「マルチタスク」制御を行います。これにより、人間には複数のソフトが同時に動いているように見えます。ポイントは、この管理が不適切だと、一つの重い処理がCPUを独占して他の操作ができなくなったり、メモリが足りずにシステムが停止したりするからです。実務では、タスクマネージャーなどでCPU使用率を確認する際にこの概念が役立ちます。試験では、ジョブとタスクの違いや、タスクの状態遷移(実行状態、実行可能状態、待ち状態)のルールが問われます。
例文
OSのタスク管理機能により、音楽を聴きながら文書作成を行い、さらに裏側でウイルススキャンを走らせることが可能になっている。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)