割り込み
意味・解説
実行中のプログラムを一時中断し、優先度の高い別の処理を優先させる仕組み。
コンピュータの実行中に、特定のイベントが発生した際に現在実行中のプログラムを中断し、優先的に別の処理を実行させる機能。処理が終了した後は、中断した時点から元の処理を再開する。発生原因により外部割り込みと内部割り込みに大別される。
くわしく
コンピュータが効率的に複数のタスクを並行して処理し、外部環境の変化に即座に対応するための根幹技術である。
1. 処理の即時性:キーボード入力やハードウェアの故障、ゼロ除算といったエラーなど、予測不可能な事象に対してCPUが即座に反応するために必要である。
2. 仕組み:割り込みが発生すると、CPUは現在の状態(レジスタの値など)をスタック領域に退避させ、「割り込みハンドラ」と呼ばれる専用のプログラムを実行し、完了後に状態を復元して元の処理に戻る。
3. 実務での役割:リアルタイムシステムや周辺機器との通信において、データの取りこぼしを防ぐために不可欠である。OSはこの仕組みを利用して、マルチタスク(時分割処理)を実現している。
例文
マウスを動かした際に発生する割り込み信号により、カーソルの移動処理が最優先で行われた。
同義語: インタラプト
分類: CPU制御