スロースタートと輻輳制御
意味・解説
通信開始時にウィンドウサイズを最小値から始め、ACK(確認応答)を受け取るたびに指数関数的にサイズを倍増させる。パケットロスを検知するとサイズを縮小し、ネットワークのパンクを回避する。
くわしく
「ネットワークの交通量の探り出し」です。
1.スロースタート:
最初は慎重に1個から送り、無事に返事が来たら2個、4個、8個…と2のべき乗で増やします。
2.輻輳回避:
ある程度(しきい値)まで増えたら、急増を止めて1個ずつ増やします。ポイントは、最初から全速力で送ると、途中のルータがパンクして全ての通信が止まる「輻輳」を引き起こすリスクがあるからです。
例文
通信開始直後のスループットが低いのは、TCPのスロースタートアルゴリズムが最適なウィンドウサイズを模索しているためである。
同義語: congestion window (cwnd) 制御
分類: トランスポート層のフロー制御