トランザクション管理とACID特性
意味・解説
一連の処理を「不可分な単位」として扱い、信頼性を保証する仕組みと性質。
くわしく
トランザクションは、銀行振込のように「Aさんの口座から1万円引き、Bさんの口座に1万円足す」という、一連の成功か失敗かしかない処理の単位です。これを支えるのがACID特性です。
1.「原子性(Atomicity)」:
処理が全て実行されるか、全く実行されないかのどちらかであること。
2.「一貫性(Consistency)」:
実行前後でデータの整合性が保たれていること。
3.「独立性(Isolation)」:
複数の処理が同時に起きても、互いに干渉しないこと。
4.「耐久性(Durability)」:
一度完了した処理結果は、障害が起きても失われないこと。ポイントは、この特性がないと、システムの途中で電源が切れた際に「自分のお金は減ったのに相手には届いていない」といった致命的な不具合が起きてしまうからです。ITパスポート試験では、ACIDそれぞれの頭文字の意味と、具体的にどの性質が何を保証しているのかを問う問題が頻出します。
例文
システムの信頼性を確保するため、データベースがACID特性を完全に満たしているかを確認した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、1回登場しています(出題された年度: 1年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: ACID原則
分類: データベース運用