パケット交換方式の伝送時間計算
意味・解説
データを一定サイズのパケットに分割し、ヘッダ等の制御情報を付加して送信する際にかかる合計時間を算出すること。
全データ量をパケット数で割り、各パケットにヘッダサイズを加算して「総送信データ量」を出す。これを実効伝送速度で割り、さらに中継による遅延(ホップ数)を考慮して算出する。
くわしく
「荷物を小分けにして送る時間」の計算です。
1.オーバーヘッド:
データを小分けにする際、各パケットに「宛先(ヘッダ)」という重荷が増えます。
2.計算式:
$$ ext{時間} = rac{ ext{1パケットの総サイズ} imes ext{パケット数}}{ ext{回線速度}} + ext{交換機の遅延} imes ( ext{ホップ数} - 1) $$。ポイントは、パケットを小さくしすぎるとヘッダの割合が増えて非効率になり、大きくしすぎるとエラー時の再送リスクが増えるため、最適なサイズを工学的に導き出す必要があるからです。
例文
通信品質のシミュレーションにおいて、パケット分割によるヘッダのオーバーヘッドを加味して、実効的な伝送時間を算出した。
同義語: パケット伝送遅延計算
対義語: 回線交換方式
分類: データ通信理論