プッシュ
意味・解説
サーバ側からクライアントに対して、能動的にデータを送信する通信方式。
ネットワーク通信において、サーバが情報を保持し、クライアントからの要求(リクエスト)を待たずに自発的にデータを配信する仕組み。リアルタイム性が求められるニュース速報、メールの着信通知、SNSの通知などに利用される。対義語は、クライアントがデータを取得しに行く「プル(Pull)」方式である。
くわしく
サーバが主導権を持って情報を届ける通信技術であり、現代のモバイル利用において不可欠な要素である。
1.リアルタイム性の確保:クライアントが定期的にサーバへ確認(ポーリング)に行く必要がないため、情報が発生した瞬間にユーザーへ届けることが可能。これにより、株価の変動や緊急警報などの即時性が重要な情報を遅延なく配信できる。
2.端末の負荷軽減:クライアント側が一定間隔でサーバに問い合わせる処理を省略できるため、スマートフォンのバッテリー消費やCPU負荷を抑えることができる。
3.実務での活用:マーケティング分野では、アプリのプッシュ通知を通じてユーザーの再訪問(リテンション)を促す。また、IoT機器の制御において、異常検知時にサーバから管理端末へ即座に警告を送る際にも多用される。
例文
新着ニュースを遅延なく配信するために、サーバから端末へ情報を直接送るプッシュ方式を採用した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、3回登場しています(出題された年度: 3年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: サーバープッシュ, 能動配信, プッシュ配信, サーバプッシュ
対義語: プル, リクエスト方式
分類: データ通信方式