証拠保全
意味・解説
サイバー攻撃や不正アクセスが発生した際、その原因究明や法的証拠として利用できるよう、データの改ざんや消滅を防いで現状を保存すること。
デジタルフォレンジクスの最初の工程。単にファイルをコピーするのではなく、メモリの内容や削除されたデータの痕跡を含め、ディスク全体を丸ごと複製(イメージ作成)する。作業記録を残し、証拠の真正性(本物であること)を法的に証明できるようにする必要がある。
くわしく
「デジタルの『事件現場』を、そのままの状態で冷凍保存すること」です。
1.重要性:
サーバーを再起動したり、普通の操作をしたりするだけで、証拠となる足跡(ログや一時ファイル)が消えてしまうからです。
2.手法:
データの書き込みを物理的に防ぐ「ライトブロッカ」などの特殊な機材を用いて、証拠のコピーを作成します。
例文
不正アクセスの疑いが生じたため、外部専門家の指導の下でサーバーのHDDの証拠保全を実施した。
同義語: データ保全
対義語: 証拠隠滅
分類: インシデント対応