デジタルフォレンジック
意味・解説
コンピュータやネットワークに残された電子的記録を収集、分析し、法的な証拠として活用するための技術。
サイバー犯罪や不正アクセスの際に、HDDのデータを丸ごと複製(イメージ作成)し、消去されたファイルの復元や通信経路の解析を行う。証拠の「真正性(本物であること)」の確保が最優先される。
くわしく
デジタルの「科学捜査(鑑識)」です。
1.証拠保全:
元のデータが変わらないよう、専用の装置を使って「書き込み禁止」の状態でビット単位のコピー(複製)を取ります。
2.分析:
複製したデータを使って、削除されたメールの復元や、ブラウザの閲覧履歴、ファイルの最終更新日時などを細かく調べます。ポイントは、デジタルデータは簡単に書き換えや消去ができるため、裁判などで証拠として認めてもらうには、特殊な手順で「改ざんされていないこと」を証明し続ける必要があるからです。
例文
不正アクセスの被害を受けた企業が、犯人の特定と法的措置のためにデジタルフォレンジックの専門家に調査を依頼した。
過去問での出題状況
直近29回分の過去問(全2,900問)を解析した結果、2回登場しています(出題された年度: 2年度)。
出典: 本サイト独自集計(問題文および全選択肢テキストからの用語出現頻度・2026年6月時点)
同義語: コンピュータフォレンジック / 電子鑑識
分類: 情報セキュリティ技術 / 犯罪調査